新米消防士ブログ

消防士を目指している人や、現役の人向けのブログです

消防ポンプ 機関員 摩擦損失 消防車

 

皆さんおはこんばんにちは!🧑‍🚒

ジャパロックです。

 

さて今日は消防ポンプということで、ポンプ運用について書いていきたいと思います。

といっても現場向きであり、かなりざっくりとしており、うちの署でのことなので

 

本当に参考程度に留めておいていただければ幸いです。

 

先ず初めに消防車とはなんぞや

 

簡単に言うと

水を吸って、勢いよく吐き出す車

 

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そんなんわかっとるわぃ(・ω・*)

 

 

流れで行くと

 

    止水弁→逆止弁→真空ポンプ

     ↑

吸管→消防ポンプ→吐水口→ホース→筒先

 

 

こんな感じです

 

止水弁などが分かれているのは、消火栓なら圧力があるので真空をかけなくても送り出せるのでこの配置になってます。

間違ってたらごめんなさい

 

大体こんな感じです。

 

操作は

  1. 吸管を水利につけ、枕木設定、控え綱決着、吸水コック開放、揚水ボタンを押す
  2. 揚水確認後、冷却水コック開放
  3. 予備送水後、準備完了無線連絡
  4. 吐水口開放、圧力設定

 

てな感じです

 

 

とりあえずこれで水は送れるのですが、ただ送るだけでは先の圧力がわからないので計算が必要です。(最新式はモニターがあるみたいですが、うちは旧式なので連成計と圧力計での計算が必要です)

 

 

 

流量や損失計算

 

65mmホース1本の摩擦損失  0.03Mpa

50mmホース1本の摩擦損失  0.08Mpa

筒先口径           23mm

基本流量           600L

ガンタイプ筒先        

基本流量           350L

 

これを基に

ホースの本数や、傾斜角度などを計算して

筒先を持っている人が吹っ飛ばされないようにします。

 

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なので実際に火を消している人も大事ですが、

消防車を操っている人も大事ですね!!

 

今日はこんな感じにしたいと思います!

ありがとうございました!